モルタル壁の劣化とメンテナンス時期とは?塗装の仕方は?|外壁塗装
モルタル壁とは?
モルタル壁とは、水・セメント・砂を混ぜ合わせた素材で形成された外壁で、
1990年以前の戸建住宅によく採用されていました。
意匠性に優れ様々な仕上げ方があり、温かみのある味わい深いデザインにすることができる、家の形を問わず施工できることから、自分好みのおうちに仕上げたい方が現在でも採用されています。
モルタル壁の種類
リシン
表面が細かい粒でザラザラしている、昔からある仕上げ方です。
スタッコ
リシンより少し厚いでこぼこが特徴の昔からある仕上げ方です。
吹付けタイル
タイル材を1mm~3mm程度の厚さで吹き付け、陶磁器のような風合いをだす仕上げ方です。
左官仕上げ
コテなどの道具を使用し、ハンドメイドな雰囲気になる仕上げ方です。
モルタル壁の劣化
モルタル壁の最大の欠点は、クラック(ひび割れ)が起きてしまうことです。
クラック(ひび割れ)部分から雨水や汚れが入り、建物の寿命を縮めてしまうので、発見したら放置せず必ずメンテナンスをしましょう。
下記の症状も劣化のサインです。
・汚れや色あせ
汚れや色あせが目に見えて分かる場合は、塗装の時期が来ています。
・カビやコケ
カビやコケが生えている場合は、塗膜による防水機能が失われている状態で
す。早めの塗装をお勧めします。
・チョーキング現象
チョーキング現象が起こるということは、塗膜による防水機能がなくなって
いるということ。早めの塗装をお勧めします。
モルタル壁のメンテナンス方法
モルタルの寿命は30年と言われています。
新築のおうちでは、5年~10年を目処にメンテナンス(塗装工事)をしてください。
再塗装では、使用塗料にもよりますが10年前後でメンテナンスが必要となりま
す。
施工方法も、「吹き付け」や「ジョリパット」など、職人さんの技術や経験も求められてきます。
業者さんを選ぶ際にしっかりと施工方法やアフターフォローの内容を確認するようにしましょう。
また、寿命を迎え傷みがある場合には、貼り替えを検討するようにしましょう。
ご不明点・不安な点・気になる点は
ご相談のみでも大丈夫ですので、お気軽にどうぞ。
(無理にすすめることはありません。)