【体験談】リフォーム工事あるある。~悪徳業者・訪問販売員編~

悪徳業者のイラスト

弊社加盟の業者や、お客様からお聞きした「リフォーム工事あるある。」
をご紹介させていただこうと思います。

不安を煽る訪問販売員

わたしは神奈川県相模原市に住んでいまして、3年前にこの家をリフォームしています。
ある日曜日のこと、玄関のチャイムが鳴り、訪問販売員がやってきました。その訪問販売員いわく、

「屋根の棟が歪んでいるようです!雨漏りにもつながりますし、確認させてもらっても、よろしいでしょうか?」

とのことでした。
リフォームから何年か経っているし、屋根は自分で確認することが難しいので、雨漏りしてはいけないと思い、ひとまず見てもらうことにしました。

確認作業が終わった訪問販売から

「やはり少し歪みや浮きがありますね。釘も抜けてきています。火災保険も使えますし、早急に見積りをお持ちしましょうか?」

と言われたので、

「リフォーム工事をしてもらったところに確認します」

と言い、その場は一度帰っていただきました。

「訪問販売員から話を聞いたので、見てもらえないか?」
と、塗装工事から3年ほど経ったお客様から会社に電話が入ったのを覚えています。

「あー。登らせちゃったかー。」と思いつつ、すぐにお客様のお宅に確認しに行ったところ、やられてましたね。

棟板金を止めている釘が、故意に少し抜かれていました。
なぜ故意だとわかるのか。それは、釘の頭の塗料が不自然に剥げていたためです。
自然に抜けてきている場合につくはずのない傷もついていた
のです。

これは明らかに、契約を取るために、故意に不具合を作り上げたもの。

幸い、打ち直すことで対応できたので、現状を写真に収めてから対応させてもらいました。

また、他に指摘された「雨漏れに繋がる」と言われていた部分に関しても、「早急な問題がない」と説明させていただき、
今後このように訪問販売員が来ても、その場で屋根などに登らせてはダメだということを、説明させていただきました。

このケースは、弊社加盟の工務店さんに聞いた実際のお話です。
一時期「悪徳業者の訪問販売員」が多い時期もあったのが事実。でも、法改正などに伴い、少なくなっていると思っていたのですが・・・

・屋根瓦や屋根のスレート板を割られる
・大棟や棟板金を歪まされる、釘を抜かれる
・雨どいを歪まされる、金具を歪まされる


など・・・訪問販売員によって故意に不具合を作られるトラブルが今も横行しているのです。

このような被害に遭わないため、訪問販売員が来てもその場で屋根などに登らせたりしないことが大切です。
信用のおける業者さんに見てもらうようにしましょう。

ご不明点・不安な点・気になる点は
ご相談のみでも大丈夫ですので、お気軽にどうぞ。
(無理に施工をすすめることはありません。)

関連記事:外壁塗装の相場や適正価格は?相見積(あいみつ)もりって必要??
    :ちょっと待って!その見積もり本当に大丈夫?!〜適正な工事価格・相場編〜