パワーボード壁の劣化とおすすめのメンテナンス方法とは?|外壁塗装

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パワーボード壁とは?

パワーボードとはALC(軽量気泡コンクリート)の一種です。
とても軽量であることが特徴で、他の外壁材に比べ耐震性を上げるメリットがあります。

パワーボードの特徴

・耐久性・防火性・耐久性・遮熱性・遮音性
に優れており、とくに高い防火性がパワーボードの特徴です。

※画像参照 旭化成様

火や熱に強いコンクリート系外壁材であり、素材は無機質の珪石(けいせき)などであるため、炎や熱を受けても発火することがありません。
また、一般的なサイディングが14mmなのに対して、パワーボードは37mmと素材の厚さも特徴であることから、高い防火性・防音性の要因となっています。

※画像参照 旭化成様

メーカーによっては「60年以上の耐久性!」と記載してあります。

パワーボードの劣化について

・コーキングの割れや痩せ
 サッシ廻りや継ぎ目のコーキングが劣化している場合。
 (コーキングの記事に詳しい説明があります。)

・汚れや色あせ
 汚れや色あせが目に見えて分かる場合は、塗装の時期が来ています。

・カビやコケ
 カビやコケが繁殖している場合、パワーボードが吸水状態にあるので塗装を
 することをお勧めします。

・チョーキング現象
 チョーキング現象が起こるということは、塗膜による防水機能がなくなって
 いるということ。早めの塗装をお勧めします。

メンテナンスについて

パワーボードのメンテナンスサイクルは使用塗料にもよりますが、劣化のサインが出ていなくても、15年を目処(純正塗料の場合)に塗装やコーキング工事をした方がよいでしょう。

パワーボード自体はとても良い製品ですが、吸湿性が高い建材でもあるので、
メンテナンスしないで60年間良い状態で保つことはできません。

塗装による防水機能がなくなってからも放置してしまうと、パワーボード自体が水分を吸収して内部にある鉄製の補強材がサビて膨張し、内側からパワーボードを押し壊してしまいます。
このような状態になると、再塗装したとしても保証が受けられないことが多く、長持ちするはずなのに貼り替えなくてはならなくなる場合も十分ありえます。

寿命である60年以上を保つために、必ず定期的なメンテナンスをしていきましょう。

メンテナンスについて気になる点は
ご相談のみでも大丈夫ですので、お気軽にどうぞ。
(無理にすすめることはありません。)

お問い合わせだけでもOKです!!

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